カナダへはどうやって行きますか?

航空機カナダ旅行&航空券

カナダへは、JAL、エアカナダ、ANAの直行便が就航しています。また、エアカナダはカナダ国内の都市間を繋いでいます。

成田空港からカナダ西海岸の玄関口であるバンクーバー国際空港までは、直行便で9時間前後かかります。逆にバンクーバーから成田には10~11時間ほどかかります。

カナダへの直行便は、エアカナダやJAL便が飛んでいます。さらに、2014年3月30日より、ANAが羽田~バンクーバーへ就航しました。

通常、JALは成田発着で、ANAは羽田の発着となります。エアカナダは、成田、羽田、関西の発着があります。

カナダの各都市へは、バンクーバー、カルガリー、トロントなどの国際空港から、エアカナダなどで乗り継ぎで行くことになります。国際空港がある一部の都市へは、アメリカから乗り継ぎで行くこともできます。

カナダ旅行

カナダへは、アメリカのサンフランシスコ、ロスアンゼルス、シアトル経由などで行くことも可能です。アメリカ経由の方が便数が多かったり、料金が安いことも良くあります。

ただ、乗り継ぎでもアメリカで入国審査があるため、事前に電子渡航認証システムESTA(エスタ)の申請が必要です。入国審査、荷物のピックアップ、乗り換えなどがあり、到着までに直行便の倍以上の時間がかかることがあります。もちろん、カナダでも入国審査があります。

アメリカの入国審査を通過しなければならない場合は、たくさんの旅行者が順番に審査を受けるため、1時間以上待たされることがあります。乗り換えには時間的な余裕を持っていた方がよいでしょう。

近場では韓国の仁川国際空港を経由してカナダに行くこともできます。 

直行便が予約できないときに仁川国際空港経由を利用したことがありますが、成田からカナダとは逆方向の韓国に向かって、そこから乗り換えてカナダに向かうので少し余計な時間がかかります。

それでも、仁川国際空港では韓国の入国審査を通らずに、乗換便のゲートへ簡単に進めるので、アメリカ経由の面倒な入国審査や乗換えを考えればすごく楽でした。

よくメディアでも取り上げられますが、韓国では日本人を歓迎しない風潮というのが一部あって、個人的な見解ですが、面倒なアメリカを経由するか、それとも、便利だけど不親切な扱いを受ける仁川経由にするかはいつも迷うところでした。

近年は、ANAが羽田=バンクーバー便を始めたり、エアカナダが成田=バンクーバー便、成田=カルガリー便、成田=トロント便に加えて、羽田=トロント便と関西=バンクーバー便と大幅な増便がされています(2015年)。

国内だけで成田空港/羽田空港/関西空港からカナダ(直通でバンクーバー、カルガリー、トロント)へ行けるようになったことから、個人的には仁川国際空港経由の利用はかなり減ると思います。

フライトに関しては、年ごとまたはシーズンごとに異なることがありますので、予定を立てる前に確認してください。夏から秋に関しては便が増える傾向にありますが、冬シーズンは減ることがあります。

中国系の航空会社はチケットが他に比べて安い場合がありますが、日本から上海などに行って、そこからカナダに行くという空路になります。カナダとは逆方向に向かうので結構な時間がかかります。

乗り継ぎ便で時々勘違いされている方がいますが、上海→成田→バンクーバーといったルートではありません。つまり、上海からバンクーバーへ行く便が、その途中で成田に寄っていくという航路ではありません。

バスの場合は途中で乗下車ができますが、国際線の場合は、原則、各国を繋ぐので、成田→上海便で一旦降りてから、上海→バンクーバーの別便に乗るというような旅程になります。

中国経由の場合は、カナダ乗り継ぎがうまくスケジュールされていないことがあったり、出発が大幅に遅れるなど、安いなりの不便さをよく耳にします。

韓国、中国、台湾などを経由してカナダへ行く場合、それぞれの国発着便には日本語が話せるスタッフや乗務員さんがいるとは限りません(基本、いないと思っていた方がよいです)。

日本発着の航空機の場合は日本語を話せる乗務員さんがいますが、韓国→カナダ便では韓国語または英語、中国→カナダ便では中国語または英語が一般に使用されます。

第三国を経由する際、まったく英語に自信の無い場合は、ちょっと考えたいところでしょう。また、日本人の乗務員さんがいないとサービス面でもかなりレベルが落ちますので、その辺りも諦めておいた方がよいです。

大きい空港の乗換えでは、迷路のようで迷ってしまって、端から端へいくのに30分以上かかることもあります。一旦間違えた方向に進んでしまうと戻ってくるのだけでも大変で、それが原因で乗り遅れることもあります。

私は空港でよく迷ってしまって、日本語の丁寧な案内がある成田空港でさえ迷ってしまったことがあります。出てはいけない出口から出てしまったようで、空港職員に特別な書類を作ってもらって再度入った上で、また迷わないように乗継の搭乗口まで連れて行ってもらったことがあります(笑)。

他国の空港職員は、日本ほど丁寧親切ではないことが多々ありがっかりさせられます。分からないことがあれば質問すれば答えてくれると思いますが、その国の言語や英語が基本となりますので言葉の不安があります。別の場所に聞きに行くように指示されたりしてたらい回しされることもあります。

ここまで読んでいただくと、初めてカナダに行く場合はJAL、ANA、エアカナダの直行便がいいだろうと思われるでしょう。

直行便は便利なので予約が埋まってしまうのが早かったり、乗り換えのある便に比べて料金が高いことがありますので、なかなか希望通りにいかないことがあるかもしれません。

直行便が9~10時間ほどでバンクーバーに到着するのに対して、乗継便は経由地でのスケジュールにより20時間以上かかることもありますので慎重に計画をしてください。乗継便が翌日出発のような場合は、ホテルに泊まることになることがあります。

どういった乗り継ぎになるかは、JALANAエアカナダ楽天トラベルなどホームページで、出発地、目的地、発着日を入力すると検索結果を出してくれます。価格チェックや予約もできますので参考にしてください。

最初はどのサイトでも良いと思いますが、スケジュールが合わない、購入したい日程が売り切れているなど困ったときはJTBのサイトをチェックしてみてください。JTBは販売数が多いためか(その分キャンセルも出やすい?)、他のホームページでは販売されていない航空券が見つかることがあります。

日本では、成田空港、羽田空港、関西空港が国際便の主要発着場所になりますので、これらの空港を利用されることが多いでしょう。

航空券を探す際に、出発地に地方空港を選ぶと「ご希望の航空券は見つかりませんでした」というように検索がヒットしなかったり、乗継がとても不便になることがあります。

地方空港の出発で見つからないときは、高速バス予約(楽天トラベル)新幹線などで国際空港にアクセスの良い東京や大阪などに行って、そこから電車やリムジンバスで成田空港、羽田空港、関西空港へ行く方法を検討された方が予約しやすいことがあります。

カナダの地方都市へ行く場合は、国際便とカナダ国内便を別に購入すると高くなってしまうことがあります。そのため、成田→バンクーバー→ケローナ(例)というように、まとめて航空券を予約した方が別々に購入するより安くなることが多いと思います(一部地域除く)。

航空券は、購入時期によって価格が倍以上異なることがあります。特に夏休みや年末年始は値段が高くなります。早めに予約することで割引が大きくなることがあります。アメリカの主要都市に行く便と比べると、日本~カナダ便の数はまだ少ないので、混雑時期は早めの予約がお勧めです。

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