カナダ中西部にあるサスカチュワン大学

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カナダ中西部にあるサスカチュワン大学


サスカチュワン大学(University of Saskatchewan)は、カナダの中西部、サスカチュワン州にある大学です。

 

 

カナダ留学

資料元:University of Saskatchewan

 

 

 

1907年に創立した大学で、カナダ大学ランキング(2014年)では12位に評価されています。農業が盛んな地域で、バイオテクノロジー系では最先端の研究がなされています。

 

天然資源が豊富な地域でもあり、カリウム、原油、天然ガス、ウランなどが輸出されています。余り知られいないかと思いますが、日本は主要な輸出先になっています。

 

 

 

サスカチュワン大学のプロモーション動画

 


 

 

 

サスカチュワンの基本情報

 

サスカチュワン大学は、サスカチュワン州にあるサスカトゥーンという都市にあります。

 

サスカトゥーンの人口は20万人位で、バンクーバー都市圏が210万人位、カルガリーが100万人位と比べるとそれほど大きな都市ではありません。

 

西海岸から東に向かって行くと位置的には、バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州→カルガリーのあるアルバータ州、そして、サスカトゥーンのあるサスカチュワン州となります。

 

カナダの内陸にあり自然が美しいところですが、海外から観光で行くような名所ではないので、一般の日本人は余り知らないところでしょう。

 

 

サスカチュワン州は、農業と天然資源が主要産業を担っています。州面積の3分の1は農地といわれ、小麦などの穀物類は、日本にたくさん輸出されています。

 

日本のビール、パン、麺類などは、サスカチュワン州と深い関りがあります。サスカチュワン大学のBryan Harvey博士は、サッポロビールのモルト製造法や品質向上に協力していたそうです。

 

肥料に使われるカリウム、原油と天然ガスも生産されるなど資源豊かです。原子炉に使われるウランも日本に輸出されているそうです。

 

 

 

サスカトゥーンの紹介動画

 


※冬以外のシーズンだけを観て留学先を決めない方がよいです^^;

 

 

春夏秋は比較的過ごしやすい地域だと思いますが、冬の気温はマイナス10~20度は当たり前で、マイナス30~40度になることもあるそうです。ただ、大学などの施設の中は暖房がきいているので、冬場はできるだけ外に出なければ大丈夫かもしれません。

 

 

サスカトゥーンのブリザード。こんな日は学校に通うのは無理?休校になることがあります^^;

 


 

 

 

サスカチュワン大学の基本情報

 

元々、農業カレッジとしてスタートしており、農業やバイオテクノロジー系では最先端の研究が行われています。

 

また、理学や生物学系も優れており、Vaccine and Infectious Disease Organization (VIDO)というワクチンと伝染病専門の研究、Canadian Light Source(CLS)というシンクロトロン研究、Saskatchewan Isotope Laboratory (SIL)などトップクラスの研究施設もあります。

 

リサーチ系の大学としても知られており、U15というカナダで高度な研究を行う15大学の一つです。

 

U15は、1980年代にオンタリオ州にある5大学(トロント大学、ウォータールー大学、マックマスター大学、クイーンズ大学、ウエスターン・オンタリオ大学)から始まりました。サスカチュワン大学は2011年より加わっています。

 

 

主要な学部には、農業&バイオリソース学、ビジネス、教育学、文学、エンジニアリング、環境学、運動生理学、歯科医学、看護学、法律学、薬学、獣医学などがあり、200以上のコースが提供されています。

 

総合大学として、一般の文系および理系コースも幅広く用意されていますが、理学や生物学、農業、畜産、バイオリソース、環境などに関連したコースが充実していると思います。

 

たとえば、環境をテーマにした教科を例に上げると、Agricultural Biology、Animal Bioscience、Anthropology、Applied Plant Ecology、Archaeology、Certificate in Sustainability、Chemical Engineering、Chemistry、Environmental Biology、Environmental Earth Sciences、Environmental Engineering、Environmental Science、Environment and Society、Geological Engineering、History、Horticulture Science、Kanawayihetaytan Askiy、Northern Studies、Regional & Urban Planning、Resource Economics and Policy、Resource Science、Soil Science、Toxicologyなど様々なものがあります。

 

 

ノーベル化学賞を受賞したヘンリー・タウベ博士は、サスカチュワン大学の卒業生です。この大学で学士と修士号を取得した後、カリフォルニア大学バークレー校で博士号を取得しています。1942年にアメリカに帰化しています。

 

ヘンリー・タウベ博士が学生としてサスカチュワン大学に通っていた頃、後にノーベル化学賞を受賞したゲルハルト・ヘルツベルク博士は、サスカチュワン大学の物理学教授(1936–45年、1935年はゲスト教授)をしていたそうです。

 

 

アグリカルチャー&バイオリソース学部の紹介動画

(研究施設やフィールドワークの解説など)

 


 

 

サスカチュワン大学のランキング

 

カナダの雑誌マクラーレンズによるカナダ大学ランキング(2014)では12位に評価されています。

 

上海交通大学による世界大学ランキング(Academic Ranking of World Universities)では、2015年度に301-400位、2016年度は401-500位にランクされています。

 

QS World University Rankings(2016/17)の世界ランキングでは、総合471-480位にランキングされています。細かい分野でピックアップすると、獣医学で50位、農林学では101-150位、環境学は151-200位にランクされています。

 

 

 

語学コース

 

サスカチュワン大学ランゲージ・センター(USLC)は、1980年に開講しました。

 

入学資格は、17歳半(17.5歳)以上で基礎英語能力があることとなっています。英会話初心者のクラスは無いので、日本でしっかり学んでから行くか、別の学校で授業を受けてから転校するケースも考えておいた方がよいでしょう。

 

1学期=10週間のコースが、年4回行われています(一部コースにより異なる)。

 

ESLコースは、レベル10、レベル20、レベル30、レベル40と4段階あり、その後にU-Prep Channel、または、Bridging Channelという大学準備英語コースが2レベルあります。

 

一般的なESLレベルで言えば、レベル10~20は初級、レベル30~40が中級、U-Prep ChannelとBridging Channelが上級クラスになるでしょう。

 

どのレベルに入れるかは、入学後に行われる英語テストで判断されます。

 

U-Prep ChannelとBridging Channelは、どちらかを選択します。それぞれ異なるコースで2レベルあります。

 

U-Prep Channelは大学進学を目指した英語集中コースで、Bridging Channelは英語コースに加えて正規学部のコースも一部選択して、実際の大学の授業に慣れながら単位も取得できます。

 

U-Prep Channel (1)&(2)、または、Bridging Channel (1)&(2)を規定の成績で終了することで、サスカチュワン大学入学に必要な英語基準をクリアしたことになり、TOEFLなど他の英語試験は必要なくなります。

 

高校等の成績が大学の合格基準を満たすものであれば、大学の語学コースを規定の成績で終了することで正規学部へ進めるようになっています。

 

 

参考までに、U-Prep ChannelとBridging Channelの入学基準は下記のとおりです。これらの基準を満たしていれば、レベル10~40のコースをスキップ出来る可能性があります。

 

U-Prep Channel(1)の入学基準:IELTS 5.5 (all areas 5.5 or higher) または、TOEFL 74 (all areas 16 or higher)

U-Prep Channel(2)の入学基準: IELTS 6.0 (no more than one area at 5.5) または、TOEFL 78 (all areas 18 or higher)

 

U-Bridge  (1)の入学基準:IELTS 5.5 (all areas 5.5 or higher) または、TOEFL 74 (all areas 16 or higher)

U-Bridge  (2)の入学基準:IELTS 6.0 (no more than one area at 5.5) または、TOEFL 78 (all areas 18 or higher)

 

 

ちなみに、大学入学に必要なスコアは、IELTS 6.5 (all areas 6.0 or higher) または、TOEFL 86 (all areas 19 or higher)です。一部、学部やコースにより必要スコアが異なることがあります。

 

 

 

授業料と生活費について

 

サスカチュワン大学のホームページを参照に、2016年度の学費と滞在費についてご案内します。

 

学部や選択科目によって費用は上下しますので、個人の留学プランにかかる正確な金額は、大学のホームページにて確認してください。金額は分かりやすいように端数は省略しています(カナダドルにて表示)。

 

以下は、文系の課目を選択した際の学費サンプルです。

 

1学期に5課目(1課目5単位x5)、秋冬の2学期(8ヶ月)のケースです。

 

1学期目の学費と学生諸費:8,300ドル(学生諸費540ドル)

2学期目の学費と学生諸費:7,800ドル(学生諸費290ドル)

学費合計=16,100ドル

 

 

*学生諸費には、健康保険(歯科含む)、ジム利用料、交通費、施設維持費等が含まれます。健康保険は1学期目に1年分をまとめて払います。

 

 

 

学生寮は、宿泊施設の選択、1部屋~4人部屋の選択、食事プランの有無によって異なります。1部屋を選べば料金は高くなりますし、4人部屋を選べば安くなります。

 

一例として、二人部屋の食事プランが付いたコース(8ヶ月)を上げます。こちらは、宿泊費が2,800ドル、食事プランが5,060ドルになります。宿泊費と食費で、合計7,860ドルとなります。

 

こちらの例で上げている食事プランは、学内の食堂で平日3食、週末2食が提供されます。学内のお店で使える200ドルのプリカが含まれます。食事プランのデータは学生証に記憶され、プリカのように使用するようになっています。

 

個人の生活費や活動費(衣類、遊興費など)は、1ヶ月150ドルで計算していますが、個人の生活スタイルによって上下しますので各自で調整してください。

 

 

文系の学部に2学期通った場合の概算は下記のとおりです。

 

・授業料:16,100ドル(大学諸会費&保険含む、2学期、8ヶ月分)

・学生寮(8ヵ月分、二人部屋、食事付):7,860ドル

・教科書類:1,200ドル

・その他(個人の活動費等):1,200ドル

 

 合計額:$26,360

 

 

1カナダドル=80円とすると約210万円、90円で換算すると240万円が必要になります。

 

工学系やビジネスの学費は、$20,000ドル前後/2学期になります。

 

 

 

学生寮は様々なタイプがあり、選択によって金額が異なってきます。現地の生活に慣れてから、友達とアパートを借りて自炊をすれば安くなるケースもあります。

 

秋冬の2学期がメインですが、春夏の短期コースもあります。こちらを選択した際には、別途、学費と滞在費等がかかります。

 

 

コース概要、スケジュールや費用等は執筆時のもので、以後、変更になる場合があります。最新情報は、大学のホームページにて入手してください。

 

 

資料元:UNIVERSITY OF SASKATCHEWAN

 

 

 


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