留学を考えはじめたら、手軽に留学を知る手立てとなる、留学雑誌や留学ガイド本を手に入れるといいと思います。
ネットでいくらでも情報が得られる時代ではありますが、手元にいつでも見られる資料本があるのはモチベーションをあげるのにも役立つと思います。
留学したいという意志はあっても、何をしたいの?どこに行きたいの?と聞くと・・・
「安いところ」
「いい学校」
「楽しい学校」
など曖昧にしか答えられない人がたくさんいます。
まず情報を集めて色々と考えて下さい。
留学雑誌や留学ガイド本では、各地のカレッジなどの情報を幅広く載せているところもあるので、こまめにチェックしていると意外な発見があります。
自分が考えてもいなかった専攻や特殊な技術が学べることを知る機会もあると思います。
留学雑誌・留学ガイドを見ながら、こんな所に行きたいとか、こんな学校や環境で学びたいなどの具体的な希望を少しづつ増やしていきましょう。
特集記事があるとその学校に学生が集中的に集まってしまう傾向があるので、日本人がたくさんいる学校はイヤと思う方はそのあたりもチェックしておいた方が良いでしょう。
カナダを知るために、旅行ガイドを入手することもお勧めします。
旅行では、地球の歩き方を参考にするのは定番ですが、具体的にカナダをイメージできるようになると、留学の意欲がさらに増すことになると思います。
留学専門誌を読んでいると、最初はアメリカに行こうと思っていたけど、カナダやオーストラリアもいいなと色々と選択肢や夢が広がってくるかもしれません。
英語圏であれば、必ずしもアメリカやカナダというわけではなく、オーストラリアやニュージーランドも選択肢に上がってくると思います。
また、ヨーロッパやアジア圏に興味を持ってくる人もいるでしょう。
留学雑誌で気をつけることは、留学エージェントなどの宣伝文句に踊らされないことです。発行部数の少ない留学雑誌が廃刊にならない大きな理由のひとつが宣伝枠の収入です。
留学の記事より、留学エージェントによる宣伝広告のページの方が多い雑誌もあります。留学雑誌に1000~1500円払って、留学エージェントの広告ばかり見させられるのはどうかと思うのですが、そういった中から少ない留学情報を探す必要に迫られることもあります。
体験談やカウンセラーのオススメといった宣伝文句に惑わされて、楽そうだからこの会社に任せようとか、この会社が押しているからこの学校に行こうとか思わないで、自分本来の目的を見失わないようにしてください。
参考書籍:
・留学ジャーナル別冊2018-2019 学生・社会人のための大学・大学院留学徹底ガイド