留学先を選ぶときには、何を学べはいいのか、どの大学へ行ったら自分の夢がかなうのか、悩み迷うことがあると思います。
何をどうすればいいんだろう?どうしたらあの人みたいになれるんだろう!と思ったら、先駆者の歩んだ道を調べてみることで、進路や留学プランが描きやすくなることがあります。
まず、自分の進みたい道を決めたら、そこで活躍している人たちを調べてみましょう。
影響を受けた企業家、学者、技術者、料理人といった方々がいるのであれば、そういった人たちでもいいです。
ネットでも色々調べることができますが、書籍や雑誌インタービューでその人たちが出ているのであれば、それらも隅から隅まで読んでみてください。
そこから、どうすればその道のプロになれるのか、どういった手順を踏まなければいけないのか、どんな専門学校や大学がいいのか、といったことが少しずつ見えてくるはずです。
多くの学生さんが、巷の留学エージェントに進学や留学の相談をしていると思いますが、担当してくれる人たちの多くは、実はあまり留学経験はなく、社会では雇われの会社員やアルバイトさんです。
決してそれが悪いわけではなく、あなたがその道に進みたいのであれば、そういった職種の人にアドバイスをもらえばいいでしょう。
でも、自分の求める進路や仕事が別にあれば、その世界で活躍している人からアドバイスをもらえたら嬉しいでしょう。
とはいっても、今まで会ったことのない業界人や有名人が、あなたのために色々と助言をしてくれることは難しいでしょう。だったら、自分が尊敬する人や目標になる人の学歴や職歴、さらに留学歴を調べてみてはどうでしょうか。
どうやったら国連で働けるんだろうと思ったら、国連で働いている日本人の経歴を見てみる。アメリカの有名な金融機関で働くにはどうしたらいいかと思ったら、そこで活躍している金融マンやアナリストなどの著書やブログを読んでみる。自分で調べてみることで、色々な可能性が見えてくるかもしれません。
ただ、ネット上にはブログやFacebookなどを通して、自分を売り込んでいる人も数多くいるので、自分をよく見せようとプロフィールや経歴が脚色されていることがあります。そういった面には気をつけて、情報収集をしてみてください。
簡単に夢を成し遂げたように見えても、一度は進学を諦めていたり、色々な職場などを転々としたり、挫折を味わってきたという著名人の方もいます。そういった先駆者をお手本にしながら、自分の進路を考えてみるのも大切だと思います。
以下は、Appleの共同創業者「スティーブ・ジョブズ氏」が、スタンフォード大学の卒業式で卒業生に贈った伝説のスピーチの動画です。Appleは日本人が大好きなiPhoneを出している会社で、知らない人はいないのではないでしょうか。ジョブズ氏は、経済的な問題から大学を退学しています。しかし、挫折をチャンスに変え、成功者となっていきました。ジョブズ氏のスピーチは必見です。