革新的なアプローチで成長を続ける大学:ウォータールー大学

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革新的なアプローチで成長を続ける大学:ウォータールー大学


ウォータールー大学(University of Waterloo)は、オンタリオ州南西の都市、ウォータールーにある州立大学です。優れた理工系の大学として知られています。

 

 

ウォータールー大学

資料元:ウォータールー大学

 

   

ウォータールー大学の基本情報

 

ウォータールー大学は、カナダで最大規模の理工系学部を持つ大学です。1957年に創立され、大学に約30,000人、大学院に5,100の学生が通っています。学部生の内12%、大学院では34%が留学生です(統計は2012年度)。

 

創立からたった数十年で、一時、世界ランク100位以内にランクされるほど発展してきた背景には、時代の流れに乗った数学、工学、コンピューター科学の強さがあるといえるでしょう。

 

数学やプログラミングのコンテストにおいて、ウォータールー大学は常に上位にあり、アメリカのMIT、カリフォルニア大学バークレー校、ハーバード大学などより上の成績を残すこともあり学生の優秀さが認められています。

 

オンタリオ政府が1ドルをこの大学に投資すると、それを9ドル近くにして市場に返してしまうという経済効果を生んでいるほど、この大学の研究と技術力が高いです。

 

 

オンタリオ州の都市ウォータールーにキャンパスがあります。このウォータールーには、1,000以上のテクノロジー関連企業が集中しており、ウォータールー大学の研究開発とも関係が深く、卒業生の多くが働いています。会社をスタートするのに適した都市の世界ランキング20位にも評価されています。

 

就職に際する学生獲得においては、マイクロソフトやアップルコンピューターなどは、ウォータールー大の学生をカナダでは最上位と評価しているそうです。グーグルなどの大企業も、ウォータールーで優秀な人材を確保するためリクルート活動を行っています。

 

優れた理工系の力は、アルツハイマー病の治療、ナノテクノロギーによる病気の解明、金融危機のマネージメント、電気自動車の開発、水の資源活用など、様々な分野でも活かされており、それらの研究の多くはカナダでトップクラスです。

 

 

有名な数学、工学、コンピューター系の以外でも、健康科学、検眼学、薬学、環境学、建築学、社会福祉学、会計学などがあります。ただし、この大学の学科は、一般的な大学と同様に表現できない部分があり、希望する分野は詳しく調べてみる必要があると思います。

 

新しいアイディアから発明を生む大学の意義として、多くの大学では新しい発見やアイディアが出てくると、それは大学や指導教授のクレジットになることが多いですが、この大学ではたとえ新入生であってもその所有権は学生にあります。そのため学生にとっても、モチベーションが高く維持できて、様々な研究や開発が行われています。

 

将来、ハイテク産業への道を考えている、普通の大学には興味が無いという学生にとっては、選択肢の一番上に入れたい大学ではないかと思います。

 

 

ウォータールー大学を紹介した動画↓

 

 

 

実践教育のCo-op教育

 

ウォータールー大学を語る際に外すことができないのが、大学で学んでいることを会社で働きながらも学ぶという実践教育のCo-op教育制度です(日本の「Co-op」-生協とは全くが違います、念のため^^;)。

 

ウォータールー大学のCo-op教育は世界一の規模で、カナダの多くの大学やカレッジはウォータールー大学を見本にして同じような制度を教育に組み入れています。

 

約4,500の雇用主があり(2013年次)、ウォータールー大学生が働きながら学ぶ環境が整っています。雇用主には、ITや金融等の有名企業も名を連ねており、こういったCo-op教育を通して実務経験をつむことと、卒業後の就職の強さが学生がこの大学に集まる大きな理由になっています。

 

 

普通の大学と異なり、学科の複合やCo-op教育との組み合わせにより、革新的でユニークなコースが提供されています。これが、ウォータールー大学の学生を鍛え、明日のリーダーを育成している一つの要因でしょう。

 

日本でもインターンシップといった制度が取り入れられるようになりましたが、一部の学生が短期間、企業で学ぶ、または見学する程度のところも多いようです。ウォータールー大学のCo-op教育には細かいルールがあり、お試しで働くのとは違う教育制度になっているようです。

 

ウォータールー大学のCo-op教育には、バイオテクノロジーや会計など一部の分野を除いて、留学生も参加できます。

 

 

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ウォータールー大学の大学ランク

 

カナダの雑誌Maclean’sによる大学ランキングでは、Comprehensiveカテゴリーで過去15年で13回も総合1位の評価を得ています。ニューズウィーク誌(ウェブ版)でランク付けされた2006年度世界の大学トップ100では、84位にランクされました。

 

Times Higher Education World University Rankings2013-2014による世界ランキングでは、226-250位にランクされています。近い順位で比べますと、名古屋大学が201-225位、東京医科大学は276-300位、北海道大学が301-350位にランクしています。

 

QS World University Rankings2013/14 の数学部ランキングでは、世界ランク29位です。東京大学は22位、京都大学は26位です。

 

他の有名大学に比べて歴史は浅いですが、急成長を遂げているウォータールー大学は、革新的という意味において、カナダで最も注目されている大学といってもいいでしょう。

 

 

 

条件付入学に伴う英語コース「BASE」

 

BASEとは、Bridge to Academic Success in English programの略です。留学生の特別措置として、大学の入学基準は満たしているけれど、TOEFLやIELTSなど英語基準だけを満たしていない場合、このBASEで英語を学ぶことで条件付入学が許されます。

 

正規学部の補助的な役割を果たしていますので、このBASEに申し込むのではなく、正規学部に仮入学を許可された学生が選択するコースです。

 

このプログラムは4~8ヶ月のコースで、入学時の英語レベルに応じて学ぶ期間が異なりますが、大学の授業についていけるよう指導が行われます。

 

学部入学で求められるIELTSTOEFLの成績は下記のとおりです。

 

TOEFL (iBT) : Overall score: 90 (Writing 25 Speaking 25)

IELTS :7.0

 

 

 

授業料と生活費について

 

ウォータールー大学のホームページより、大学一年目の学費、教材費、生活費を含む2学期(8ヶ月間)に必要な予算をご案内します。

 

学部や選択科目、住む所や個人の生活費等によって費用は上下します。特に学生寮は1人部屋~4人部屋があり、食事付プランを選ぶか否かでも料金が大きく異なります。正確な金額は大学のホームページにて確認してください。

 

 

・会計、財務、文学、健康科学、環境学部など:$33,300-$38,050 (学費:$20,100、教材費:$2,000)

・建築、工学、ソフトウエア工学:$42,100-$49,950 (学費:$28,900- $29,700、教材費:$4,300/ノートパソコン含む)

・グローバルビジネス、デジタルアート学:$35,200-$39,950 (学費$22,000、教材費:$2,000)

・数学、科学:$34,200-$39,450 (学費$21,000- $21,500、教材費:$2,000)

 

 

ウォータールー大学のキャンパス

 

 

資料元:University of Waterloo

 

 



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