大学の海外研修制度を使って留学する

カナダ留学カナダの大学

カナダ留学したい!でも、日本の大学にも行きたい!そんな欲張りな方にお勧めしたいのが、日本の大学にある海外研修制度です。

これは、日本の大学に在籍しながら、期間限定で、提携のある海外の大学へ留学できる制度です。日本の大学や短大には、カナダの大学やコミュニティカレッジと提携してところがあります。

カナダの大学

日本の大学にある海外研修の制度には、短期留学研修、長期留学研修、交換留学制度などがあります。

短期留学研修は数週間で、春休みや夏休みなどを利用して行われます。このため、日本の大学の授業に支障なく留学ができることが多いでしょう。

長期留学研修や交換留学は1年程度になりますが、提携先の大学で取った単位は日本の大学でも認めてもらえたり、特例で同級生に遅れることなく、進級できる制度を取っている大学が増えています。

大学によっては、助成制度があり、留学奨学金や奨励金を別途支給しているところもあります。

交換留学に関しては、海外との提携内容にもよりますが、日本の大学へ通常通り授業料等を支払うだけで、海外の大学への授業料は免除されるところもあります(逆に海外の大学から日本の大学に留学する学生にも同様の制度が適用されます)。

提携先の海外大学と良好な関係を続けている日本の大学も多く、何年にも渡って学生を定期的に送っているところがあります。

ホームステイや学生寮では、毎年、特定の大学からの学生を受け入れているため、学生の扱いに慣れているといったことがあります。大学の先輩が滞在したことがあるホームステイ先は安心感があることも多いです。

日本の学生が現地で感謝祭のようなイベント(日本の伝統文化を見せたり屋台を出すなど)を行うことも多く、ホストファミリーをはじめ、大学関係者や現地学生が楽しみにしているところもあります。

こういった良い関係のあるところでは、海外での受入れ態勢も整っているため、短期間でも留学の成果が得られやすいことが多いようです。

問題としては、大学間での提携留学のため、留学できる人数が限られていて、申込順や申込んだ学生の中から成績順で機会が与えられることがあります。

人数制限やテストの成績などで、誰でも留学できるわけではないことがありますので、事前に申込時期や応募人数、審査内容などをチェックしておきましょう。

一部の大学では、在学中に留学できることが売りになっているところがあり、100人200人を一斉に海外の大学へ留学させるようなところがあります。

こういった制度ですと、海外にいける機会があることは評価しても、大人数での留学になりクラスも同じようなものです。授業の場所が海外になったというだけで、あまり留学していると感じない学生もいると思います。

上記のような大学間での提携が無く個人で留学する場合は、日本の大学に在籍しながら留学することになるので、一般には休学扱いとなります。

休学扱いですと、大学に籍を残すため、通っていなくても日本の大学に授業料の全額または一部を支払う必要があります。

休学中に通っていない大学の学費を支払い続けなければならないので、休学で海外へ行く選択はなかなか厳しいと思います。中には、どちらかを選択する必要に迫られて、日本の大学を辞めて海外の大学に通う選択をする学生もいます。

昨今は就職の厳しさから、のん気に留学している暇は無いということもあります。

カナダ留学はすばらしい経験ですが、留学によって就職活動が十分にできなかったり、新卒として就職できないとその後の就職に非常に不利になります。

日本の就職では未だ新卒者優先ですので、新卒時のワンチャンスを逃すと就職が難しくなる、または、希望する企業に就職ができなくなる可能性があります。これを恐れて長期留学はできないと考えている学生も昨今は多いようです。

そういった方には、1~2年生の内に、夏休みなどを利用して短期留学するのがいいかもしれません。

日本の大学に通う以上、日本での勉学がメインになると思います。日本での就職機会を逃す原因になっては困りますので、そのあたりは慎重に考えてプランを立ててください。

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