地方都市で学べるトンプソン・リバーズ大学

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地方都市で学べるトンプソン・リバーズ大学


トンプソン・リバーズ大学(Thompson Rivers University)は、カナダ、ブリティッシュ・コロンビア州カムループスにある比較的新しい大学です。

 

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資料元: トンプソン・リバーズ 大学

 

 

 

トンプソン・リバーズ大学の基本情報

 

元々は1970年に創立されたカリブーカレッジ(Cariboo College )というコミュニティーカレッジでしたが、2005年にトンプソン・リバーズ 大学になりました。

 

大学はカムループス(Kamloops)という地方都市にあります。人口は10万人ほどで(周辺地域を含むと50万人程度)、日本人にとっては観光で行くといったこともなく、なじみの薄い地域でしょう。

 

カムループスは、バンクーバーから車で行くと約350kmの距離にあり4時間くらいかかります。都会の喧騒から離れた自然豊かな穏やかなところにあります。

 

 

 

2014年の統計で、13,170人がキャンパスで学んでおり、11,800人余りがオンラインや通信過程で学んでいます。留学生は85カ国からきた約2,600人が学んでいます。

 

留学生の構成ですが、執筆現在、32%が中国、18%がサウジアラビア、14%がインドからの学生となっています。留学生の半数が中国とサウジアラビアからの学生になっており結構偏りがあります。

 

中国人学生が多いことに関しては、天津理工大学でトンプソン・リバーズ大学のビジネスコース学位が中国でも取れるといった提携の親密さが関連しているのかもしれません。

 

以前、私が訪れたときは日本人が目立っていましたので、留学生の構成はその時々によります。特定の国の留学生割合が増えることで、留学生を取り巻く環境はガラッと変わります。

 

特定の国の学生が増えると、大きなグループになって横暴な振る舞いをしたり、評判を落とすような学生もいますので、全体的にその国から来た学生が批判されることがあります。ただ、これは行ってみないと分からないことが多いです。

 

 

 

大学では、約140のブログラムが提供されており、様々な学士や修士を目指して学ぶことが出来ます。

 

アドベンチャー・調理・観光学部、文学部、ビジネス・経済学、人文学・社会学・教育学部、法学部、看護学部、理学部などがあります。

 

新しい大学ですので、特別優れた学部はまだないようですが、他の大学と同様、一通りの学位は用意されています。

 

 

 

 トンプソン・リバーズ 大学を紹介した動画

 

 

 

地方都市の大学に共通して言えることですが、一クラスの人数が少なく、教授から指導が受けやすい学習環境にあります。

 

比較的新しい大学なので、設備など新しいものが多く、生徒の間では研究や実験で最新の機材が使えると評判が良いようです。

 

一般の大学で学べる教科が揃っていますが、特にカナダの地方では広大な自然が広がっており、それを生かした観光、環境、資源といったものを学ぶ教育も盛んです。

 

 

 

コミュニティカレッジから進化してきた大学のため、学士や修士をとれる大学というだけでなく、短大や専門学校の機能も兼ね備えています。

 

1~2年の留学を計画しているような場合は、ディプロマやサーティフィケートといった資格を得ることも可能です。

 

 

 

日本では統廃合で大学数が減る傾向にありますが、カナダでは政府の支援の下、地方でも学士&修士が取得できる環境を作ろうという政策によって、大学が増やされるなど教育機関の進展が図られえています。この大学もその一つです。

 

地方に住んでいる学生にとっては、地元で大学に通えるという利点が大きいです。

 

バンクーバーやトロントといった大都市に行かないと大学に通えないとなると、お金がかかるので進学をあきらめてしまう学生が多いのが現実です。これは日本でも同様だと思いますが、地方の学生が自宅から大学に通えたら、費用負担がかなり減るので進学の機会も増えるでしょう。

 

留学生にとっては、「都会の喧騒が苦手、地方の方が人々が親切で親しみやすい、生活費が安い」といった観点から選ぶこともできるでしょう。

 

 


 

 

交通機関について

 

交通機関にはBC Transitがあり、複数のルートで大学と各地域を繋いでいます。

 

学生は、UPASSというカードを利用すれば制限無しでバスを使うことが出来ます。1学期分(4ヶ月)は50ドルほどで購入できます。学割で一般の4分の1くらいの値段です。

 

バンクーバーやトロントといった都市については、わざわざ交通機関の紹介をする必要はないでしょう。しかし、カナダの地方都市は車社会で、バスや電車が少なくて不便なことがありますので心配な方もいると思います。

 

下記の動画では、大学内の複数のバス停とUPASSの取得方法などを紹介しています。

 

 

 

 

 

語学コースについて

 

ESL(語学コース)はコミュニティカレッジ時代から継続されています。

 

ESLは5つのレベルに分かれています。入学時にテストをして、どのレベルに入るのか振り分けられます。

 

すでにTOEFLやIELTSを受験している場合は、その結果を提出することでスコアに応じてレベルが決められることもあります。

 

 

TOEFLでのクラス分け基準スコアですが、下記のとおりです(入学テスト無しの直接エントリーはLevel 3 以上が対象になります)。 

 

Level1 ESL(初級):TOEFL PBT=350

 

Level2 ESL(初中級):記載なし

 

Level 3 ESL(中級): TOEFL PBT=500-529、TOEFL iBT=61+

 

Level 4 ESL(中上級): TOEFL PBT=530-549、TOEFL iBT=74+

 

Level 5 ESL(上級): TOEFL PBT=550-569 TWE 4.0+、 TOEFL iBT=80+

 

 

 

正規学部への直接入学には、TOEFL PBT=570/iBT=88+ with no section below 20が必要です。

 

TOEFL530~550点があれば、アメリカの州立大学への入学基準を満たすことが多いので、カナダの英語教育の厳しさがうかがえます。

 

入学基準にはTOEFLだけでなく、IELTSやMELABなども認められます。日本の英検1級も正規入学資格として検討されますが、これからテストを受けるのであればTOEFL やIELTSを優先した方がよいでしょう。

 

 

 

授業料と滞在費について

 

2014年の資料から、学費と滞在費について一例としてご案内します。

 

・授業料:7900ドル/1学期

・諸経費:487ドル/1学期

・ホームステイ:2880ドル/1学期

・学生寮:3280ドル/1学期

 

*1学期は4ヶ月です。カナダドル表示です。

 

3学期制を取っているので、これら1学期の費用x3が年間費用になります。

 

その他、申込み費用、教科書類、保険、交通費、ホームステイや学生寮の預け金等もあります。授業料はコースにより異なります。

 

 

 

カリブーカレッジの時代には、海外からわざわざカムループスへきて学ぶというほどのことはなかったかもしれませんが、大学となったことでたくさんの留学生がやってくるようになっています。

 

新しい大学の良いところは、教育制度に柔軟性があり、施設がきれいなことでしょう。新しい大学で学んでみたい、地方で学びたいと思っている際には、検討してみてもよいかもしれません。

 

 

 

 トンプソン・リバーズ 大学のあるカムループスの紹介

 

 

 

資料元:Thompson Rivers University

 

 

※コース概要、スケジュールや費用等は執筆時のもので、以後、変更になる場合があります。最新情報は、大学のホームページにてご確認ください。

 

 



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